サエズリドコロ

読書にまつわるあれこれや、観たり聴いたりしたものを記録しておくアーカイブ

ほろにが☆大人スイーツ「アフォガード」食べ比べレポ①~天王寺編~

 ある夜、ちょっと甘いものが食べたいな~、と思った私が思いついたスイーツ、それがアフォガードでした。おうちカフェとして自分でアフォガードを作ってみようと思い立ったのです。

正直、この時点では「アフォガード」をなめていました、私……。ええ、ええ、猛省しております。 アフォガードなるスイーツを、

「アイスに濃ゆいコーヒーぶっかるだけのお手軽スイーツ☆」

などと思ってしまっていたのです……!そんな私が作ったアフォガードがこちら。

f:id:bibliabird:20220905220915j:image

ハイ、見事にただのミルクコーヒーと化しております。

舐めくさった上に無知な私は、どうせならただのバニラアイスじゃなくてラムレーズンにかけたら美味しいんじゃね??と調子にのってやらかしたのでございます。

 

結果、自家製アフォガード(などというのも烏滸がましい)はホットコーヒーにラムレーズンが溶けた、ちょっと大人味のミルクコーヒーとなり果てました。

この時点では、これじゃない感に抗うように、

「カルアミルクっぽくてこれはこれでいいやん♪」

などとうそぶいていたのですが。

 

この失敗で逆に私のこだわりダマシイに火が付きました。ちゃんとした本格的なアフォガードをカフェで食べたい!いろんなカフェのアフォガードめぐりしたい!

そこで今回は、比較的自宅から行きやすい天王寺エリアのアフォガードを求めて

出かけました。

自分の胃の許容量として、一日に食べるのは、2,3個が限界、ということで、このアフォガードレポは何回かに分けて書くことになりそうです。天王寺だけでもかなりあるだろうし。

と、いうわけで今回は大好きなカフェ2店舗と、おまけでスタバのエスプレッソアフォガードフラペチーノについて感想を語りたいと思います。

食べた順番は度外視して、シンプルでオーソドックスな方から。

 

※PEARLSさんのアフォガード※

天王寺のカフェPEARLSさん。可愛らしいブルドッグの形を模したパンナコッタ「ワンナコッタ」が評判のお店ですが、今回はアフォガード一直線めがけていきましたので、泣く泣く我慢。お隣のテーブルでワンナコッタのオーダーされていたので、ちらりと拝見しました。可愛いです。

そんなPEALSさんのアフォガードがこちら。

f:id:bibliabird:20220905220934j:image

アフォガードの基本形という感じのシンプルさが素敵です。最後にっミルクコーヒーとして味わえるように、コーヒーカップでのサーブが嬉しい心遣いです。

こちらのミルクアイスは、しっとりなめらかな口当たり。でも、熱々のエスプレッソをかけてもこのとおり、形を保ってくれています。エスプレッソも濃いけどまろやかな味わいも感じられるので、全年齢向けのアフォガードな感じでした。

コーヒーの苦みはアイスの甘さの後からほんのり漂ってきてくれます。この香りがとてもよくて、癒されます。

アイスが溶けて、ミルクコーヒーとして飲んだ感想は、

「カフェラテとは違うのだよ!」ですね。

アイスクリームの甘さの中から、一定の苦みを保っているエスプレッソが絶妙に主張してくるのです。ミルクと完全に一体化したカフェオレとは違い、混ざり切らない、しかし調和はしている、そんな複雑な味わいのコーヒーになっていました。

やっぱ、大人スイーツの名に恥じないビター加減ですわ……。

 

※yard さんのアフォガード※

以前、コーヒーとチョコレートスイーツが味わえるカフェとして、お料理部のメンバー様から教えていただいたカフェ。なかなか行けませんが、お気に入りのカフェです。

そしてここにもアフォガードがあると知って、絶対行く!と意気込んでいたのです。

そんな私の目の前に現れたアフォガードがこちら。

f:id:bibliabird:20220905220954j:image

ジャ、ジャムだ!ブルーベリージャムがトッピングされてる!

テンションが上がります。このマリアージュ期待せずにいられようか……っ

おもむろにエスプレッソをかけるかける……、溶けない、溶けないよ~!

これこれこれ!これがやりたかったの!と脳内で大はしゃぎ(紹介は2つ目ですが、実は1件目がこちらのお店だったので、興奮しきり)

こちらのアイスは、少しシャリッとした舌ざわり、アイスクリームとシャーベットの中間みたいな感じでさっぱりミルクでした。そこにかけるエスプレッソは見た目や香りからして相当濃いのでは、と思い舐めてみました。

に……っが‥‥‥!!!これはアフォガード専用のエスプレッソだと痛感。

アイスにかけて、マリアージュすることによって完成する、そのために必要な苦みでした。ブルーベリージャムとの相性もめちゃくちゃ良くて、

コーヒーとベリー系ってこんなに合うんだ、と新しい味に出会えた感じで最高でした。

きっとベリー系なら何でもいいわけじゃなくて、ブルーベリーが最適解なんだろうな、とも思える、それくらい合ってて、まさに大人スイーツ。

洋酒なんかなくても大人の味って作れるんですよ、ラムレーズンで悦に入っていた私、グッバイ☆

 

最後は別日に購入したスタバのエスプレッソアフォガードフラペチーノ。

f:id:bibliabird:20220905221009j:image

こちらはアフォガード食べたいと騒いでいた私に、お料理部のメンバー様がおすすめしてくださったので、試してみること。

飲み物という形態になっていることでよりカフェオレやカフェラテとの違いがわかりやすかったです。ミルク味の氷やほろにがエスプレッソが、飲むたびに違う割合で味わえるので、最後まで飽きずに美味しいのが嬉しい。

ホイップクリームやキャラメルシロップの追加、チョコチップのとっピングなどカスタムするとまた違った美味しさを楽しめるみたいなので、また試してみたいと思います。