サエズリドコロ

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アートな休日

3/1、朝から大塚国際美術館に行ってきました!

母のたっての希望で、旦那が車を出してくれての日帰り。春らしく過ごしやすい天気と気温の中、約2時間ほどのドライブの末、到着した大塚国際美術館は、圧巻の一言でした。

 

地下3階から3フロアに渡って展示されている、有名な絵画の複製陶板。三時間では到底全てを鑑賞することは出来ませんでした。

最初に古代の壁画などから鑑賞したのですが、近代の方をもっと観てまわりたかった……!と後悔しきり。これは、もう一度訪れるしかない。時間も足りない、5時間くらい平気で観てられます。

 

最初に入ったのは、システィーナ礼拝堂。紅白で米津玄師さんが歌っていた、あの場所です。

ものすごく荘厳で、圧倒されました。

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写真は一階上がったところから撮ったものですが、階下からの眺めとはまた違いますね。

 

さて、ゴッホフェルメールなどが観たい!と思って近代の方へ行きました。

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旦那が観たがっていたこちらも素敵でしたし

写真にはおさめていませんが、デルフトの街並みを描いたものも、すごく好きです。

そして、ゴッホと言えば、ひまわり!7種類ものひまわりを観られたのが嬉しいです。中でも、戦火に焼かれた幻のひまわりを復元したものがあって、それはもう元絵が存在しないという事実も含めて芸術で、ドラマのある絵なんだと感じました。ポストカード、買っちゃいました⭐️

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あと、ヴィーナスの誕生。こちらは左側はよく観るものですが、右側の「ラ・プリマヴェーラ」に私は強く惹かれました。この2枚が対になっていると考えられていることを初めて知りました。

実は今回、色んな絵画を観て「ああ、好きだな」と思ったものが、春のモチーフやテーマのものであることが多くて、今の私の内面は穏やかなのだな、と感じました。音楽や映画、絵画の鑑賞が、自分でもはっきりわからない心を映す鏡のような役割を果たしているのかも、と思うと少し面白いです。

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いい天気で本当によかった!と思えたのは、こちらの大パノラマが観られたからです。屋外展示で、このようにぐるりとモネの「大睡蓮」に囲まれるという贅沢な空間。とても開放的でした。最高。ぜひ今度は泊まりがけできて、今回観られなかった絵も観たいなあ。クリムトとか、全然だったので。